【夏越の祓】2020年も半年が過ぎました
名古屋で神社仏閣挙式専門プロデュースをしております
和婚コトノワの西山です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は6月30日。
2020年も半分が過ぎようとしています。
今年はアッとゆう間だったような…
そうでもなかったような…
新型コロナで想定外な状況になり何とも複雑な半年でした。
神社の祭事で6月最終日といえば
『夏越の祓』
その呼び名は知らないな…という方でも
「茅の輪くぐり」は神社掲示物や地域のお祭りとして馴染みがあるのでは?
夏越の大祓は、大晦日の大祓と同じく
その年の穢れや厄災を払う神事です。
「大晦日に一年分じゃないの?」と思うかもしれませんが
実は、大祓は年に2回で6月と12月に行います。
12月の方が 年越しも一緒になるので一般的に有名な為、
6月の夏越の祓はご存知ない方もいらっしゃるかも知れません。
6月の夏越の祓では
無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪ちのわを神前に立てて、
これを三回くぐる『茅の輪くぐり』が行われます。
身についた半年間の穢れを祓い、暑い夏を乗り越え
残りの半年を健やかに暮らせるようにと祈願します。
( 12月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。 )
子供の頃は、町内で配られる茅を持って
日が暮れてから神社に行くというイベント事に
うきうきして出かけた事を思い出します。
今でも、茅の輪くぐりをしている神社は
夏祭りとして出店が出たりと賑やかなので
小さなお子様から大人の方まで、活気溢れる風景を見ると
やっぱり嬉しくなります。
今年は新型コロナウィルスの影響で
本当に辛い経験をされた方
そして今も大変な思いをされている方が多いと思います。
神社での夏越の祓においても その影響で
神事以外は開催しないという神社様が多く
残念ではありますが、こんな時だからこそ
心を穏やかに保って、自身や家族だけでなく
多くの方の健康と平安を祈り
お参りさせていただこうと思います。
今年も半年、皆さま本当にお疲れ様でした。
2020年も折り返し地点。
残すところ半年が皆さまにとって幸せな日々となりますように。