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和装花嫁の準備しておくこと

名古屋市内で神前式や仏前式のお手伝いをしております
神社仏閣挙式専門プロデュース和婚コトノワです。

ドレス以上に準備が難しそう…と感じることが多い和装。
当日を安心して、そしてより一層美しく迎えていただく為の準備のポイントをご紹介します。

当日までにご用意が必要な小物の準備

花嫁和装をお召しになる場合、普段洋服では使わないような品が必要となりますので
急に慌てることのないように予め準備をすすめておきましょう。

【花嫁様のご準備小物】
①白足袋
②肌着(肌襦袢&裾よけ/もしくはスリップタイプ)
③髪飾り(必要にあわせて)

【花婿様のご準備小物】
①白足袋
②肌着(UまたはV首のアンダーシャツ、ステテコ)

衣裳をお願いするお店によっても違いますが、
肌につくお品(肌着や足袋)はご自身でご用意いただくことの多い品です。
お店で購入ができる場合もあるので、予め確認しておきましょう。

足に履く「足袋(たび)」ですが、神社で結婚式をされる方は
ぜひ白の足袋をご用意ください。
白という色は特別な色。神様の前で行う神聖な儀式では、ぜひ白の小物を身に着けていただきたいと思います。

他のお着物で使用していて履きなれた足袋をお持ちいただくものOK。
ですが、指先やかかとなど汚れていないかをよくご確認ください。
足袋は靴下よりも外に面している部分が多いので、汚れも付きやすいもの。
どうしても落ちない汚れやシミがあるものは、結婚式の時には使用せず新しいものをご用意ください。

今は化繊素材でできたストレッチの効いた足袋も販売されています。
足袋を履く経験の少ない方はストレッチ足袋の方が過ごしやすいことも多いと思います。
コハゼという金具の付いた足袋ならストレッチ足袋でも問題なくご使用いただけますので、ご自身のお好みに合わせてご用意くださいね。

当店では花嫁様の着付けに必要な腰紐や補正用タオルは衣裳とセットでご用意しております。なので上記のお品をお持ちいただければOK。
(お店によってはそうでない事もありますので要確認を)
ご自身でご準備が難しい方は、ご購入やレンタルいただける足袋や肌着もございますのでご相談ください。

肌襦袢と長襦袢の違いって?

準備が必要な「肌襦袢」ですが、名前の似た「長襦袢」というものが存在します。ご準備の際にどっちがどっち??となりやすい物です。
間違えてしまうといけないので、少しご紹介しておきます。

肌に直接身につける『肌襦袢(はだじゅばん)』は、着物用の”肌着”です。
正確には上半身が「肌襦袢」、腰回りに身に着けるのを「裾除け」と呼びます。
肌襦袢と裾除けがくっついてワンピースタイプになったものもあり、花嫁スリップといった名称がついていることもあります。
ツーピースタイプ、ワンピースタイプ、どちらでも問題ありません。

肌襦袢と裾除けの参考写真

気を付けたいのは「衿ぐり」の空き具合。
花嫁様は成人式の振袖着付けにくらべて、大きく背中を抜いて着付けます。
なので、背側が深く空いた肌襦袢が必要です。
理想的なのは10~15㎝ほど衿ぐりがあいた肌襦袢。
しっかり衿が空いていれば 肌襦袢はお着物着用時に外から見えることはありません。

肌襦袢は直に肌に身に着けるものなので、汗をかきやすい方や肌が敏感な方は綿素材の肌襦袢を選ぶと快適です。
また、買ったばかりの肌着は糊がかかっているので一度お洗濯をしてからお持ちいただくのもおすすめしています。
肌襦袢には、薄いピンクやブルー、袖にレースがついていたり…と色々な種類がありますが、問題なくご使用いただけますよ。

一方、肌襦袢を着た後に身に着けるのが『長襦袢(ながじゅばん)』
こちらは着物着用時に「見える」部分となります。

長襦袢を着用した姿

長襦袢のには「半襟」を縫い付けて使用ます。

一番首元に近い部分が「半襟」をつけた「長襦袢」部分

花嫁衣裳の「長襦袢」に関しては、打掛と併せて衣裳店で用意される事がほとんどなのでお店にお任せしてしまって大丈夫。
半襟は基本は無地の白の場合が多いと思います。
刺繍入り半襟を使いたい場合はお店に相談してくださいね。

長襦袢の上に「掛下」「打掛」と羽織っていきますが、そこは衣裳店用意なのでご心配無く。花嫁小物や草履まで整っているはずです。
難しそうにみえる和装の花嫁衣裳ですが、衣裳店にお任せしていれば ややこしいことはありません。

準備を整えて、当日を安心して迎えてくださいね。

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和婚コトノワでは 神前式・仏前式のご相談 随時ご予約承り中です。
HPに掲載している以外の神社仏閣でもお手伝いに伺います。

家族だけ・おふたりだけといった結婚式スタイルも
挙式だけ・家族会食も一緒になどご希望にあわせてお手伝いいたします。

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