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【仏前式】ゲストを招く際の注意点

名古屋で和婚プロデュースをしております
神社仏閣挙式専門 和婚コトノワです。
ブログをご覧いただきありがとうございます(^^)

お寺で結婚式を挙げる『仏前式』
仏前で挙式を挙げるスタイルは
他の挙式スタイルに比べ挙式割合が少ないため
質問をいただく事も多くあります。

実際、私自身 式場でプランナーをしていた時は
仏前式についての知識を学ぶ機会はとっても少なく
それを気に留めなくても過ぎてしまう位でした。
現状プランナーのお仕事をされている皆様でも
ご存知ないことも多いかもしれません。

なので今回は、
新郎新婦様にとって不安の一つとなる
ゲストを招待する際に気を付けたいポイントをご紹介していきます!

仏前式へ招待する時に気を付けることとは?

数珠のご持参をお願いする

他の結婚式にはみられないアイテムで
仏前式ならではのモノといえば「数珠」
宗派によっては「念珠」と呼ぶこともあります。

新郎新婦やお寺さんが持っている数珠。
「ゲストへもご持参を案内してください」と説明すると
「参列者も必要なの?」と質問いただく事が多いです。
答えは・・・結婚式を挙げるお寺によります
なので、私達は挙式のお寺に応じて
“必ずご持参ください” と “出来ましたらご持参ください”の
案内分けをしています。

個人的には、せっかくの仏前挙式ですから
ゲストの皆様にもその魅力を感じていただきたいので
ぜひぜひ数珠をお持ちいただけるととても嬉しいです。

お寺によっては、式に参加する方へ
「式章を身に着けてお入りください」と用意がある場合も
その際はぜひ式章も身に着けて参列をしていただいています。

正座が基本?式中の過ごし方を伝えておく

お寺での法要などは正座で過ごす風景が一般的。
結婚式の際も同じく、仏前式は正座の事が多いです。

結婚式を専門式場やホテルで行うことが多くなり
レストランや屋外でのウェディング等、色々なスタイルが増えても
意外と忘れ去られているのが この『正座』で過ごすスタイル。
日本人の日常も椅子での生活が一般的になった事で
「結婚式が正座」ということに驚かれることもあります。

お寺によっては、椅子席での挙式を行うところもありますし
足の悪い方ように和室用の椅子を設けてくださるお寺さんも。
挙式を行う寺院によって様々です。
専門プランナーやプロデュース会社を通さず
ご自身で手配される方は事前に寺院への確認が必須です。

ゲストの中に心配な方がいらっしゃれば
事前に声掛けをしておきましょう。
正座が問題ない方でも
「当日は正座だけれど足を崩しても大丈夫だからね」と伝えておけば
少し安心していただけるかもしれません。

参列ゲストの集合時間や場所の案内に注意

仏前式や神前式といった和婚スタイルでは
基本的に 親族のみの参加 を前提にしています。

これは、挙式の有り方の前提によるものですが
教会式と異なり、神社やお寺での結婚式は
『両家の家族が新しく親族関係を結ぶ』ことを大切にしている為
本来 「挙式に参加する人」=「新郎新婦とその家族・親族」と考えます。
現在では友人参列OKの神社や寺院も増えましたが
参列しても もちろん家族・親族とは異なる位置づけです。
(参列者の席も親族と来賓では明確にことなる場合が多いですね)

場合によっては、友人も招待OKだけれど
控室は親族分しか用意がないから、ご友人は挙式時間ちょうどに来てね
という神社やお寺も多くあります。

なので、お寺で挙式(神社も該当しますが)をされる方で
友人や来賓にも挙式へ参列してほしいと思っている方は
来てほしい時間と場所、想定する状況を事前に細かく伝えておく方が安心です。

直接伝えるものOKですし、
招待状へ手紙として同封するのも良いかもしれませんね。

特に来賓で目上の方やご年配の方は
昔ながらの仏前式や神前式の在り方をご存知なので
「僕たちは親族ではないから、披露宴からの出席でしょう?」
と思っていらっしゃる方も。

せっかくの挙式を見守ってほしいと思っていらっしゃるなら
その考えをしっかりと先方に伝えておきましょう。

招待状の記載に気を付ける

これは、上の記事に付随する事ですが
仏前式や神前式の場合、
「挙式から参列するゲスト」と「披露宴のみ参列のゲスト」
が存在する事があります。

プロデュース会社など担当プランナーさんがいれば
注意してくださるので問題ありませんが
ご自身で招待状を手配したり、手作りする方は要注意。
最近ではキリスト教式や人前式が多いので
ネットで手に入る招待状テンプレートは
現代風に“招待客全員が挙式から参加”を前提にしているモノも多く見かけます。

前でもお伝えしたように
こういった場合はご招待されるゲストに合わせて
時間と場所の案内が必要。
なので招待状の文面や記載内容が異なってきますので
手作りでの招待状を検討される際は注意して作成しましょう。

いかがでしたでしょうか?

いろいろと注意点をあげましたが、
気を付けてさえいれば何も難しいことはありません(^^)
結婚式を行なう点では、
実は柔軟に対応してくださる事も多いのが仏前式の良い所。
まずは心配な点や、希望をお寺様やプランナーさんに伝えてください。
きっと素敵なお式になるはずです♪

和婚コトノワでは、名古屋市内のご紹介寺院はもちろん
ご実家がお寺の方や、お世話になっているお寺での挙式もお伺いできます。
県外での挙式もご希望いただきましたら柔軟に対応してまいりますので
「仏前式することになったけれど どうしたら・・・」
といった方はぜひお気軽にお問合せくださいませ(^^)/

ご連絡は☞コチラから。
皆さまのお問合せお待ちしております。

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