神前式で知っておきたい作法とは?
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名古屋で神前式や仏前式を専門でお手伝いさせていただくようになり
お客様からお話しをたくさん伺う中で
「実は神前式の作法が心配でした」といったお声をよく耳にします。
和婚コトノワでは、その都度 新郎新婦様へ
必要となる作法をご説明させていただいておりますが
ここでもその一部をご紹介したいと思います。
今まで知らなかった作法もあるかもしれませんし
知ってはいたけれどなんとなく行っていた動作でも
一つ一つに意味があります。
それを知って結婚式当日を迎えるのと、そうでないのでは
儀式の意味合いもだいぶ変わってくるのではないでしょうか。
心配を少しでも軽減するのと併せて
ぜひ作法の持つ意味も知っていただけたら嬉しいです。
もくじ
作法① 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
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玉串とは?
玉串とは、榊の枝に紙垂をつけたもののこと。
玉串に使用される榊の木は その字が表すように
“神様が宿る木” “神様と人を繋ぐ木”とされ
神社の儀式では欠かせない祭具です。
この玉串に自分達の心をのせて 神様にささげる
それが「玉串奉奠」の大切な意義です。
婚礼の際の玉串奉奠の際
神職もしくは巫女の方から、新郎新婦へ玉串が手渡されます。
一礼して両手で受け取るところから始まりです。
玉串奉奠の作法
‣左手はを受けるように手のひらを上に葉先を支える
右手は根本を軽く上からつまみ持つように
持つ位置の高さはご自身の胸の高さで持ちます。
‣ご神前へ進み一礼
‣その状態から玉串を時計回りに90度回す
(ちょうどご自身から見て玉串の正面がある状態)
‣左手を根本まで下げる(右手と合わさる状態)
‣少し立てて祈願や感謝の想いを込める
‣左手はそのまま、右手を根本から葉先側へ移動させ
時計回りに180度回転させる(玉串が神様の方へ向くように)
‣ご神前の玉串案(玉串をのせる机)にへ玉串を静かにに奉納し
奉納した後は 一歩下がってご神前へ一礼します
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以上が玉串奉奠の基本的な作法です。
細かな部分は神社や、地域によって異なりますので
ご結婚式を行なわれる神社に合わせてくださいね。
作法② 二拝二拍手一拝
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礼の作法には種類があります
玉串奉奠とセットの作法として拝礼がつづきます。
神社での拝礼の基本方法は「二拝二拍手一拝」です。
「二礼二拍手一礼」とも呼ばれます。
実はこの「拝」は 背筋を伸ばして腰を折る『90度のお辞儀』の事。
会釈のような角度の浅いお辞儀は「揖(ゆう)」と呼び
本来神様への拝礼は最も敬意を表す動作の「拝」を行ないます。
この拝礼方法は神職の神拝作法に準ずるものですが
実際、結婚式の際はここまで厳密に行う必要はありません。
というのも、婚礼衣装を着た新郎新婦様
特にお鬘姿の花嫁様にとっては90度のお辞儀は無理!
かつらがずれてしまう恐れもありますので
避けてほしい動作です。
なので、ご結婚式の際はお気持ちは最大の敬意を意識しつつ
可能な限りで拝礼を行なってくださいね。
二拝二拍手一拝の方法
玉串を奉納した後、拝礼を行ないます。
‣まずは二度、頭を下げます(二拝)
動作はゆっくり。出来るだけ二人の動作を合わせましょう。
‣両手を胸の位置で合わせ、少し右手を引いて節をずらし
2回柏手(かしわで)を打ちます。
ここでも新郎新婦様の心を一つに合わせましょう!
‣手を下ろし、最初と同じように今度は1度頭をさげます(一拝)
‣軽く一礼してお席へとお進みいただきます。
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以上が拝礼の方法です。
柏手(かしわで)は手を打って拝礼する方法ですが
もともとは喜びや喝采を意味するとされています。
私がお世話になっている神社の神職様は
「音魂を届ける」と解説してくださることがあります。
結婚式当日の喜びと、これからの末永い幸せを祈願し
ぜひ大きな音を神様に伝えていただきたいと思います。
結婚式の神社作法で大切なこと
色々とお伝えしてきましたが
実は細かな部分まで覚える必要はありません
(今さら!?と言われそうですが…)
大切なのは、結婚式当日を安心して迎えるコト。
どんな流れでどんな理由でその動作を行うのか
事前に知っているだけでも心持ちがだいぶ違うはずです。
結婚式では神社の方が新郎新婦様のそばで声掛けをしてくださいます。
もし当日、作法を間違えてしまっても
神職も巫女も(きっと神様も!)怒ったりしません。
なので、まずはお時間のある時に
ゆっくり目を通してみてください。
結婚式を迎えられる新郎新婦様へ
『お守り』的な存在として
少しでもお役立ていただけたら嬉しいです。
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私達 和婚コトノワでお手伝いさせていただくカップル様には
ご希望に併せて、このような説明をもう少し詳しくさせていただいています。
神前式を挙げたいけれど分からない事がいっぱいで・・・
といったお気持ちをお持ちの方。
どうぞお気軽に 和婚コトノワ までお問合せくださいませ。
お待ちしております!
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